「無数の衝動から、存在不安につながる象徴を抜き取っています。」
『美術手帖』2017年1月号|ARTIST INTERVIEW
独自の「陰刻彫刻」から転じ、VRによる彫刻表現を試みた個展『R E M (Rapid Eye Movement)』(山本現代)を機に取材。初期から貫かれる主題「存在不安」についてのお話(関連して、一見すると距離がありそうな「もの派」への回想的な言及も)、またVRや「眠り」という新たな要素を得たことでの発見についてなど。
そうしたお話のあと、西尾さんの腕時計は手巻式だと知ったのも印象的でした。
なお、記事中で少しふれた西尾さんによる小説『県下幽霊校』はこちら。
ポートレート撮影は神藤剛さん。
西尾康之|山本現代